GAFF
おまけスピナーのディテールアップが完了しました。そのまま飾ってもいいのですが、、、、 映画の中の印象的なシーンのひとつに、 「スピナーがポリスタワーにランディングしていくカット」があります。(↓このビデオの冒頭のカット) とても綺麗で、目に焼き付いています。なんとか、そのシーンを再現しようと、、、 以下、ポリスタワーの制作記です。 光ケーブルを仕込んでクリスマスツリーのようにピカピカ光らせる予定。
基本形が「七角形」。日本人のセンスなら、8角形にするところでしょうけど、、 外国のコインに7角形のもの(英国50・20ペンスなど)があるので西洋の方には何か特別な意味があるのでしょうか? 7角形のワンブロックを作ります。プラ板を切り出して組み立て、裏をパテで補強。ディテールの基礎を彫ります。 →表面のモールドを入れた状態です。光ケーブルを通す ための穴開けガイドも入れておきます。
これを7つコピーし て貼り合わせてます。 屋根完成です。 良い雰囲気です^^。
壁面は 段々になっているので、各層の形をプラ板で切り出します。 積層する毎に形を小さくしていきます。 40枚くらい、こういう薄い板を作って貼り合わせます。 地味な作業です。 →ワンパーツが出来上がったところです。
大中小、このようなパーツを作ります。 光ケーブルを通すために、裏を肉抜きし 、穴開けのガイドを付けておきます。
壁面のワンブロックが出来上がったところです。 →壁面の窓です。 窓枠のモールドを立てます。 窓枠はデカールにします。 光が透過するように薄く作ります。
タワーの最上部、レーダーがクルクル回っている部分です。 七角形の上にプラ板、真鍮などを使ってデコレーションします。 →裏には、このパーツを支える格子状の柱を取り付けます。 ここにも光ケーブル用のガイドを付けます。
完成したパーツ です。 →屋根に壁面を貼り付けたところ。 「棟上げ」ですね。 立体になってイメージが盛り上がります。
最上部のパーツに 光ケーブルの穴を開けて本体に接着します。 →塗装です。 光が漏れないように重ね塗りします。 裏も塗ります。
→ランディングエリアなど、赤い部分を塗ります。 墨入れとウェザリングを施し て映像のイメージに近づけます。
ドリルで穴を開けて、光ケーブルを 通していきます。 →使用した光ケーブルです。「エスカ」というもの。 穴を開けて、ケーブルを通し、先端を火で炙ってリベット状にして固定していきます。 全部で約390カ所。 延々と光ケーブルを埋め込む作業です。
ワンブロックの作業が終わっ てお日様に翳したところです。(ランディングエリアのエレベーターが下がっているところは、くり抜き) →全ての穴開けが終わり、内部にLEDを初めて入れたところです。 綺麗です。達成感が湧いてきます。
窓のパーツをはめ込んで、窓枠のデカールを貼ります。 →先端のアンテナを付けて、本体完成 です。
ランディングエリアに駐機中の小さなスピナーを作ります。 4mmくらいのスピナーです。 プラ板をベースにカッターナイフで削りだしていきます。 →定番?の米粒との比較です。
タワー本体とスピナー 2機。
米粒スピナーを ランディングエリアに置き、 アクリル台座を作り、タワー上空にスピナーを配置します。 →用意したLEDターンテーブルです。 タワーの下から光が漏れないようにフエルトの黒い座布団も作ります。 →映画のメイキング画像 との比較です。 雰囲気、出ていると思います^^。
完成。